日本代表DFの横浜中沢佑二(30)が、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を踊って気分を切り替えた。1月31日、横浜市のマリノスタウンで行われたファン感謝デーに参加。1月中旬からダンサーの指導のもと、約12時間に及ぶ猛練習で特訓したダンスを披露した。「キレが必要なんだよね。やっぱり世界のマイケルはすごい」。代表の疲れも見せず、笑顔でファンを喜ばせていた。

 ただ1日から再び集合となる代表の話になると、表情を引き締めた。敗れたバーレーン戦について「課題を忘れちゃいけないけど、気持ちは切り替えたい」。11日に戦うオーストラリアには長身選手が多いだけに「普通にやっていたら競り合いに負けてしまう。体の使い方など徹底していく必要がある。練習でも試合中でも声を掛けていきたい」と、具体的な課題も口にしていた。