12年ロンドン五輪を目指して、日本女子代表が超大型キャンプで始動する。日本協会は2日、女子代表などの候補合宿を発表。女子代表(13~19日)、U-19代表(9~15日)、B代表となるなでしこチャレンジ(13~17日)3カテゴリーで計75人、男子を含めても過去最多の選手が、福島県内に集結する。14、15日には練習試合も予定。選考を兼ねたもので、なでしこチャレンジから10人程度を代表に合流させる予定だ。

 女子代表の活動は、4強入りした昨年の北京五輪以来。MF沢、宮間、FW荒川が米国移籍準備で参加せず、DF池田は引退、MF原も代表引退の意向で不参加となる。ロンドン五輪まで契約を延長した佐々木監督は「今年は公式大会がないが、世界のトップチームとの親善試合で強化したい。ロンドンで必ずメダルがとれるように、準備をしていきたい」と話した。