<J1:大宮2-1千葉>◇第30節◇26日◇NACK

 千葉が、少ないチャンスをものにした。押され気味だった前半19分、右サイドからMF深井が中央に入れたボールをMF谷沢が走り込みながら右足ダイレクトで合わせた。17位に低迷中の大宮は前半、激しいチェックと運動量で中盤を支配。35分に左からのボールをMF小林大が左足ボレーで得点した。

 大宮は後半開始早々、FWラフリッチがPKを奪い、MF藤本が右足で決勝ゴールを決めた。連敗を6で止め、残留圏内の15位に浮上。千葉は後半20分すぎから、温存していた巻、レイナウドの2トップを次々と投入したが得点できず、8試合ぶりに負け、降格圏の16位に順位を落とした。