神奈川県警は30日、女性宅に侵入し乱暴したとして、住居侵入と強姦(ごうかん)致傷の疑いで、埼玉県蕨市の団体職員神村奨容疑者(26)を逮捕した。

 県警などによると、神村容疑者はサッカーJ2水戸ホーリーホックなどを経て、昨年1月に町田ゼルビアを引退していた。

 逮捕容疑は昨年3月31日午前2時半ごろ、相模原市南区のマンション一室に侵入。1人暮らしの女性(22)を「静かにしろ、殺すぞ」と脅すとともに顔を殴るなどし、全治約1週間のけがを負わせた疑い。

 県警は防犯カメラの映像や聞き込みから神村容疑者を絞り込んだ。同様の被害を約10件把握しており、関連を調べている。