G大阪が、ACL開幕前最後の練習試合に大勝した。

 45分×3本の変則マッチ。1本目の18分にMF遠藤のFKを、DF三浦が頭で決めて先制。同34分にもFW堂安からの浮き球を、再び三浦が頭で頭で決めた。1本目の終了間際には、相手選手に倒されたFWアデミウソンが激怒。両軍入り交じって乱闘寸前になりながらも、長谷川監督が相手監督に「うちは血の気の多い選手がいるので」と紳士的に対応する場面もあった。

 2本目の20分には、そのアデミウソンが流れの中から右足でゴール。3分後にもMF倉田が決めて4-0とした。

 2本目の23分に、G大阪は10選手を交代。控え組中心で臨んだ2本目途中にはPKで1点を失ったものの、その後、J2千葉から加入した22歳MF井出が2ゴールを決めて猛アピールした。

 ACL対策として3バックも試した長谷川監督は「昨日の練習とミーティングをして、よく選手が(3バックを)理解してくれた。ACLで身長のあるチームには、高さが必要になる。今日、試せて良かった」と収穫を口にした。

 G大阪は22日のACL開幕戦で、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドと敵地で対戦する