川崎FのルーキーMF登里享平(18)が22日、ホームタウンである川崎市の小学生と50メートル走で対決した。市立上丸子小の授業に「ゲストティーチャー」として参加。6年生の児童に「登里先生です。僕も勉強が嫌いなので、一緒に勉強しましょう」とあいさつして笑いを取ると、50メートル走では自慢の快速を披露。6秒2で駆け抜け子どもたちを圧倒すると、陸上100メートルの世界記録保持者ボルトのポーズをまねして勝ち誇り、子どもたちを喜ばせた。

 授業の目的の1つに、プロの技術やパワーを間近で見るということがあり、手加減なしだったが、最後に思わぬ落とし穴が…。FW鄭とゴール前でのコンビプレーを披露しようとしたが、左から上げたクロスが3本連続で失敗。普段は芝生でプレーしており、土のグラウンドはやりにくかったかもしれないが、児童から「ノボリコール」の3連発を浴び苦笑いしていた。