仙台MF関口訓充(25)が30日、宮城県岩沼市内の避難所をアポなし訪問した。前日29日夜にJ選抜-日本代表戦に出場。この日朝、山形空港経由で仙台へ戻り「(都内で調整していて)2週間ぶりの宮城でしたが、まず最初に地元の子供たちと会って、元気を与えたかった」。練習時間を削って、約50人と草サッカーで交流した。この避難所は、仙台空港がある岩沼市の中でも海沿いの玉浦地区の住民が多い。津波で家を流された一家も少なくないが、岡部格さん(54)は「昨日は避難所の皆でテレビを見ていた。いきなり本人が現れて驚きました。勇気をもらえた」と喜んだ。