J2岐阜の来季監督候補に挙がっている元日本代表MFラモス瑠偉氏(56)が20日、就任に前向きな姿勢を示した。都内で交渉状況を問われ「知らないよ。何も聞いてない」と1度はぐらかした後、接触を認め「25日まで待って、と言われてるんだよ」と明かした。

 その25日に岐阜と地元財界の意見交換会がある。そこでクラブが抱える1億4000万円の債務超過など経営問題に改善の道筋が立てば、就任に支障がなくなり、年内にもラモス監督が誕生する。選手補強では、今季限りでJ2栃木を退団する元日本代表MF三都主アレサンドロをリストアップしたことが判明。今季22チーム中21位からの巻き返しと集客増を、知名度の高い2人に期待する。