コンフェデ杯に出場した選手たちは来年のW杯を見据え、開催国の南アフリカの特性を肌で感じる格好の機会となっている。

 各会場で鳴り響くのが、地元サポーターが吹くラッパのような楽器「ブブゼラ」だ。独特の重低音のため、選手間の掛け声がかき消されるとの苦情が出た。大会前は会場への持ち込み禁止が検討されたが、見送られた。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は「これこそアフリカそのものだ。尊重しないといけない」と関係者に理解を求めた。

 複数の会場でピッチの芝がひどく荒れていた。「いつものパスサッカーがとてもやりにくかった」とはシャビアロンソ(スペイン)。直前にラグビーの国際試合が行われたことも原因の1つだが、国内リーグのピッチの劣悪さは周知の事実。W杯本番では芝の管理が課題になるだろう。

 標高の高さもプレーに影響したようだ。ヨハネスブルクは約1750メートルで、プレトリアは約1350メートル。ガットゥーゾ(イタリア)は「全速力で走ると、回復に通常の2倍の時間がかかる」と話し、ブフォン(同)は「シュートの伸びがすごい。1年前に体験できてよかった」と収穫を口にした。(共同)

 [2009年6月24日19時32分]ソーシャルブックマーク