中日クラウンズは今日26日、愛知・名古屋GC和合Cで開幕する。石川遼(20=パナソニック)は、25日のプロアマで8バーディー、1ボギーで「63」の好スコアをマーク。10年には最終日に「58」を出した得意のコースで、ふたたびビッグスコアをたたき出す予兆をみせた。

 球の高低とドロー、フェードと球筋のバリエーションが増えたドライバーで、左右のドッグレッグホールを思い通りに攻略。さらに今週から採用したスコッティ・キャメロンのL字マレット型パターがフィットし国内屈指の難しさと言われるグリーン上で、次々とパットを決めた。「打った感触が手に伝わりやすく、起伏が大きい高速グリーンには合っていると思う」。参戦を希望する米ツアーの難グリーン攻略も見据え、まずは和合でバーディーパットを決めまくる。