ゴルフも競泳も焦らずに…。日本ツアーのコカ・コーラ東海クラシックが今日27日、愛知・三好CC西C(7315ヤード、パー72)で開幕する。26日はプロアマ戦が行われ、石川遼(21=パナソニック)は競泳の五輪3大会連続メダリスト北島康介(30)と同組でラウンドした。

 北島とは昨春の米ツアー遠征中に知り合って以来のつきあいだが、たっぷり6時間近くの“グリーン談議”は初めてだった。「『焦ると上半身で泳いでしまってタイムが出ない。タイムが出ている時は体感スピードがすごく速くて、息が続く』そうです。そのへんはゴルフとの共通点かなあ…」。10年の三井住友VISA太平洋以来、2年近く優勝から遠ざかるだけに、世界一になった男の“焦らない”という極意を胸に、V争いを狙う。【加藤裕一】