男子ゴルフの世界選手権シリーズ、キャデラック選手権開幕前日の4日、松山英樹らが会場となる米フロリダ州ドラルの、トランプナショナル・ドラル(パー72)で最終調整した。

 前週を休息に充てた松山はリフレッシュした様子で9ホールをプレー。グリーンを入念に確認し「グリーンもフェアウエーも硬い。これで風が吹けばアンダーパーがいなくなる」と警戒した。今年に入って2位を最高にトップ5が3度と好調ながら「ショットもパットもまだしっくりこない」と不満顔、それでも「優勝スコアも伸びないだろうから、どこまで粘れるかが重要」と話した。

 早朝に9ホールを回った小田孔明は「にっちもさっちもいかない」と難コースに悲鳴を上げ、肩痛に悩む藤田寛之は午後に9ホールで感触を確かめ「肩の調子を見ながらベストを尽くす」と話した。

 大会には世界ランキング1位のロリー・マキロイ(英国)、今年の初戦となる同5位のアダム・スコット(オーストラリア)らも出場する。