酒井姉妹の対決となり、妹優菜(愛知・北方中2年)が制した。姉里奈(愛知・一宮興道高1年)と同じ79でホールアウト。18番からのカウントバックでは、17番で姉がボギーにしていたため、1位でメダリストになった。

 同じスコアだったが、優菜は「おねえちゃんに勝った」と笑顔。「バーディーはなかったけど、アプローチがよかったので、パーを拾えた」と振り返った。普段も一緒に練習する姉については「ライバルなんです」といい「試合では勝ったり負けたりしている」と、刺激し合っている。

 ドライバー飛距離が210ヤードで「もっと飛ばそうとトレーニングとか頑張っているんですけど。今は飛ばないなりにショートゲームでしのげるようにしている」という。決勝大会(5月5~7日、岐阜・花の木GC)に向け「急に飛ぶことはないので、アプローチ、パターをもう少し磨けば、パーは取れるので、粘って世界ジュニアに行きたい」と意気込む。姉里奈は「悔しいけど、決勝大会では勝ちます。世界ジュニアに行って自分の力を試してみたい」と、こちらも意欲を見せていた。