中川梨華(千葉・千葉学芸高1年)がショット不調ながらも、3オーバー75で回って、決勝大会(5月5~7日、岐阜・花の木GC)にトップで進出した。

 「一緒に回った選手がスタンスが広くて、それを見ちゃうと飛ばそうと意識してしまって。リズムが速くなった。よく、人につられちゃうんです」と苦笑い。バーディー1つに終わったが、15番では奥のカラーから6メートルを直接入れた。「チャンスもあったけど取れなかったのが残念」と振り返った。

 昨年は日本女子アマに出場し、ベスト32に残った。「初めてマッチプレーをして、OKの仕方が分からず、にらまれてしまった」と1回戦敗退だったが、大きな経験をした。もともと飛ばすタイプではなく(ドライバー飛距離230ヤード)、ショートゲームでスコアを拾っていくタイプ。「今年高校2年なので、いろいろな試合で成績を出したい。海外に出たことがないので行ってみたい」と、意気込んだ。