前週のマスターズ覇者ジョーダン・スピース(米国)が62をマークし、6アンダーで93位から7位に急浮上した。

 第1日に93位と出遅れたスピースは「(スタート前の)練習で球の位置を変えたら、ショットもパットも良くなった」と好感触をつかみ9バーディー、ボギーなしと圧巻のプレーを披露。「(予選落ちで)週末に帰るのは嫌いだから、必死だった」と、マスターズ覇者として注目される中で意地を示した。

 この日の平均スコアは69・64で、前日より2打以上も少ない易しい条件だった。首位に立ったツアー未勝利の29歳、メリットは10バーディーで61。大会記録と今季ツアー最少に並んだ。