プロ3年目の松森彩夏(20=スターツ)が初の首位に立った。今季はここまで8戦すべてに出場。先週のKKTバンテリン・レディースでは、男子プロの江連忠にキャディーをしてもらったところ、連戦の疲れからかスイングが乱れていたことを指摘された。これを「全体的にスイングを大きくするように」修正したところ、ショットが復調してこの日のスコアにつながった。

 この日は1番で残り105ヤードからピッチングウエッジでOKバーディー。短いクラブでは積極的にピンを狙い、長いクラブではグリーン中央狙いというメリハリのあるゴルフでスコアメークした。

 妹杏佳さんが今年プロテストを受けるため、「(自分が)いいところを見せて、刺激にしてもらいたい」と愛らしい笑顔を見せた。