2週前のKKT杯バンテリン・レディースで初優勝した菊地絵理香(26=オンワードHD)が、66とチャージして1打差2位、賞金ランク1位を守った。

 菊地は申ジエに1打及ばなかったが、この日のベストスコアをマークし、2週前に優勝した勢いを見せた。5位だった前日は「5位狙いで」と控えめに話し、8番までパープレーも、9番からの残り10ホールで6バーディー。今季獲得賞金を約4093万円として、ランク2位イ・ボミとの差を前週の約83万円から約436万円に広げた。ランク1位の居心地は「あまりよくない」と照れるが、今季最も安定している証し。2勝目についても「夏前までにはしたい」と意欲的だ。

 「17番のティーショット以外は完璧だったので、このままの流れで来週にいきたい」。次週の国内メジャー今季初戦のワールドレディース・サロンパス杯を見据えていた。