武藤俊憲(37)がアンジェロ・キュー(36=フィリピン)とのプレーオフを制し、12年8月の関西オープン以来となる、ツアー通算6勝目を挙げた。

 キューが7バーディー、ノーボギーの64をマークし、通算14アンダー、270で先にホールアウト。最終組の武藤は最終18番でバーディーを奪い、キューに並んだ。18番で行われたプレーオフ1ホール目は互いに3オン2パットのパー。2ホール目でキューの4オンの後、武藤がバーディーを奪い、勝負を決めた。

 1打差の3位に金亨成(35=韓国)、さらに1打差でイアン・ポールター(39=英国)、デービッド・スメイル(45=ニュージーランド)、H・W・リュー(33=韓国)、小池一平(29)が並んでフィニッシュした。

 11年マスターズ優勝のシャール・シュワーツェル(30=南アフリカ)は通算10アンダーで10位タイ、首位タイで出た矢野東(37)は通算9アンダー、16位タイに終わった。