最終ラウンドが行われ、67で回った宮里美香は通算13アンダー、200で今季最高の2位に入った。

 首位と4打差の4位から出た宮里美は6バーディー、1ダブルボギーでスコアを伸ばしたが、チェ・ナヨン(韓国)に2打及ばず3季ぶりの米ツアー優勝を逃した。チェ・ナヨンは今季2勝目、通算9勝目。賞金30万ドル(約3690万円)を獲得した。

 8位スタートの有村智恵は73と振るわず通算6アンダーの29位。70の横峯さくらは5アンダーの37位、野村敏京は4アンダーの43位だった。

 宮里の話 ステーシー(ルイス)とバーディー合戦になっていて、追いついていこうという気持ちでラウンドしていた。ショットにも自信を持てたし、本当にいい経験ができた。

 有村の話 今日は大事だったので、すごく悔しい。取り組みが良い方向に行っている手応えと、まだ自分のものになっていないのと…。それが浮き彫りになった。

 野村の話 パットの距離感が合わなかった。(ダブルボギーだった11番は)キック(跳ね方)が悪くて木の後ろにいってしまった。今日は運がない。