日本ゴルフ協会(JGA)は1日、都内で新体制を発表した。安西孝之会長(81)が体調不良により任期途中で退任し、竹田恒正副会長(74)が新たに会長に就任する。

 03年から会長を務め、今後は名誉会長となる安西氏は「任期はあと1年ありますが、ひと言で申し上げるなら体調が優れない」と説明。JOC竹田恒和会長(67)の兄でもある竹田新会長は「基本は安藤会長の路線を引き継ぐ」とあいさつした。

 16年リオデジャネイロ五輪に向けた対策本部人事についても言及。強化委員会を中心として年内をメドに代表チームスタッフの人選を進めていく方針を説明した。同委員会の委員長には日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(59)、副委員長に日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(52)の就任が決まっている。

 また、JGAナショナルチームのヘッドコーチとして、オーストラリアゴルフ協会からガース・ジョーンズ氏(43)を招聘(しょうへい)することも発表した。