米男子ゴルフのプレーオフ第1戦、バークレイズ開幕前日の26日、ニュージャージー州エジソンのプレインフィールドCC(パー70)で、ともに2年連続出場の松山英樹と石川遼が最終調整した。

 松山は「来年のメジャーに向け、何か1つでもいいものがつかめるように」と話す。シャフトを新たにしたドライバーを試すなど、試行錯誤を続けた。前週のレギュラーシーズン最終戦でプレーオフ進出を決めた石川は「ここまで来たら背伸びしたり縮こまったりせず、自分のスタイルでやりたい」と意欲的だった。

 プレーオフは今大会が125人で競われ、第2戦が100人、第3戦は70人、最終戦のツアー選手権が30人と獲得ポイントで絞られる。今季メジャー2勝を挙げ、ポイントでトップに立つジョーダン・スピース(米国)は「メジャーと同じように最終戦へピークを持っていきたい」と話した。