最終ラウンドが行われ、14位から出た松山英樹は4バーディー、3ボギーの69で回り、通算6アンダーの274で13位だった。

 46位スタートの石川遼は1バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの75と崩れて通算5オーバーの66位。通算ポイントで第2戦の出場資格となる100位以内に入れず、今季米ツアーを終えた。

 全米プロ選手権優勝のジェーソン・デー(オーストラリア)が首位から出て62をマークし、通算19アンダーで2位に6打差をつけて圧勝した。今季4勝目、米ツアー通算6勝目で、賞金148万5000ドル(約1億7970万円)を獲得した。

 松山の話 前半で通算10アンダーにいかなかった時点できつかった。この順位では満足できない。ただ、ここ3、4戦に比べたら良かった。少しずついい感じでショットも打てている。もっと上位で戦いたい。しっかりいい準備を次までにできたらいい。

 石川の話 まだまだだと思う。集中を切らさないでやっていこうと思ったが、チャンスにつかなかった。フェアウエーに飛んだ球がラフまで転がったりしてリズムをつかむのが難しかった。来季こそ優勝争いをしたい。