ベテラン深堀圭一郎(46=フォーラムエンジニアリング)が先輩の意地を見せた。3バーディー、1ボギーの69で回り、2アンダーで5位タイにつけた。

 前週のRIZAP・KBCオーガスタで今季ベストの5位フィニッシュ。「リズムがいいのが残っている気がする。先週見えてきたものを今週試しながら、頭を整理してできている。この状況で2つ伸ばせれば上出来」と好調を持続している。

 この日は明大の後輩である久保谷健一(43=フリー)、薗田峻輔(25=フリー)と同組だった。「ペアリングが分かった時に(薗田)峻輔はピン持ち、球ふき、バンカーならし、先輩の前は歩くな、水分は取るなとか、シャレで言ってたけど、めったにないことだし、いいペアリングに恵まれて楽しかった」と振り返る。

 イーブンパーの薗田、7オーバーの久保谷に貫禄を示す格好となり「意地なんですかね…」と苦笑い。さらに、先輩らしく懐の大きさものぞかせた。「久保谷も苦しんでいて、体のこともあるし、いろんな悩みもあると思うけど、同年代として自分が役に立つことがあったら、アドバイスとかができたら」と優しく気遣っていた。