雨の影響により1時間遅れで始まった午前の4試合が終了し、松山英樹(23=LEXUS)が所属する世界選抜は1勝2分け1敗で通算6・5ポイントを獲得した。米国選抜との1ポイント差は変わらず、引き続き午後のフォアボール方式4試合が実施される。

 ベ・サンムン(29=韓国)とのコンビで、米国選抜のマット・クーチャー(37)、ビル・ハース(33)ペアと対戦した松山はイーブンで引き分けた。17番を終えて1ダウンだったが、18番パー5の第2打で松山がピン右横へ2オンに成功。ベ・サンムンのイーグルパットは惜しくも外れたが、米国選抜のバーディーパットが外れ、土壇場で追いついた。

 グリーンサイドでテレビインタビューに応じた松山は、ベ・サンムンから「18番のセカンドはワールドクラスですね」と日本語で称えられると「カムサムニダ」と応じるなど、息の合ったところを見せた。

 松山は午後もベ・サンムンと組んで米国選抜のジミー・ウォーカー(36)とクリス・カーク(30)ペアと対戦する。