谷口徹(47=フリー)が、1オン可能な320ヤードの7番パー4で魅せた。

 グリーン右手前のラフまで運んだ第2打。カップまで20ヤードをサンドウエッジで打つとスルスルと転がり、チップインイーグル。クラブを放り出して、両手ガッツポーズで歓声に応えた。「その前の6番でダボを打ったので、7番は“2”しか考えなかった」と怒りのイーグルで前ホールのダブルボギーを帳消しにした。

 その後も出入りの激しいゴルフだったが、なんとか69とスコアを2つ伸ばして通算5アンダーの6位。

 首位には5打差あるが「はまればわかりません。パットの調子もいいし」と、まだまだ3年ぶりのツアー通算20勝目をあきらめていない。