富士フイルム・シニア選手権は5日に千葉・ザ・カントリークラブ・ジャパンで開幕、4日には記者会見が行われ、青木功(73)らが出席した。青木は秋の叙勲で旭日小綬章を受けることが、発表されたばかり。

 「去年はプロ生活50年を祝っていただいて、今年はこの勲章をいただくことができたということは、何か私だけがもらっていいのかというドキドキする感じがあります。嬉しいような言葉にならない感じでいます」と心境を明かした。

 続けて「皆さんに助けていただいたり、助言をいただいたりして、こういう勲章をもらえる時が来たというのは皆さんの後押しがあったからもらえたことだと思います」と感謝。男子ゴルフ界で男子ゴルフの受章者は安田幸吉プロ、中村寅吉さん(いずれも故人)に次ぐ3人目で「3人目に私が入っていいのかというのがあります。ただゴルフだけしかやっていないのに、なんでこういうふうなことになるんだ、という疑問もあります。いただいた以上、恥じないようにと言ったらおかしいですが、自分なりのゴルフをやりながら社会貢献が出来たらいいなと思います。今度は自分の態度で皆さんに返すものができたらいいなと思っています」と話していた。