リッキー・ファウラー(27=米国)にとって17番が鬼門となった。

 332ヤードと1オンが可能な短いホールだが、最終ラウンドではティーショットがグリーンを突き抜け、奥の池に入った。ボギーでバーディーの松山に並ばれ、ドライバーを3番ウッドに持ち替えたプレーオフは左の池につかまった。「17番のショット、本当に悔しい。勝てた試合」とうなだれた。祖父が日系2世で自らもユタカというミドルネームを持つ親日家。「祖父と父は僕が勝つところを見たことがないから、すごく残念だ」と繰り返した。