井上和馬(東京・立教池袋中1年)が5オーバー77で並んだ菅野義稀(茨城・小見川中1年)にカウントバックで競り勝って、1位で東日本決勝大会(4月23、24日、茨城・美浦GC)に進出した。

 「相変わらずティーショットは曲がりましたけど、2打目が乗ってくれてパーを取れた」という。5番、15番でともに3メートルのバーディーを奪ったが、「バンカーで2度たたいてダブルボギーも2つ」と、出入りの激しいゴルフだった。178センチ、84キロの大柄な体でドライバー飛距離は「飛べば270ヤードぐらい」と胸を張る。

 大会を主催する国際ジュニア育成協会の井上透理事長の次男。兄の達希(神奈川・聖光学院高1年)も15-17歳の部で東日本決勝大会に進んだ。世界ジュニアに兄弟出場と周囲の注目を浴びるが「いつも100とか平気でたたくんで、決勝大会ではうまい人のゴルフを見て勉強します」と控えめだった。