鈴木愛(22)は4バーディー、ノーボギーの68、好スコアの要因について「パターがよかったですね」と話した。

 4番で3メートルを入れてバーディー先行、5番では5メートルのパーパットをねじ込んで流れを切らず、6番から3連続バーディーを呼び込んだ。パターはピン型を使っていたが、先週からマレット型のセンターシャフトのものを使用。このパターは引っかけたら左へ、押し出したら右へとストロークのぶれがそのまま出るため、1年間近くは練習用に使っていた。それを実戦に投入した形だ。

 さらに今大会は落ち着いてプレーできているという。「結果を気にしてはいけないのに、先週まではバーディーチャンスが来たときに、打つ前から『入れたい』気持ちが強すぎて」先週の最終日は17番、18番と同じ2メートルを外した。「今週はしっかり自分のストロークをできてます」と話していた。