日本ツアー初参戦の美人アマチュア、シエラ・ブルックス(18=米国)が8位に入ってベストアマに輝いた。6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算4アンダー、212でフィニッシュ。

 「信じられません。夢のようです。日本のトッププレーヤーと競争できて、本当にいいプレーができて良かった」と笑顔を見せた。

 17番でダブルボギーをたたいたが、最終18番で残り70ヤードの第2打を1メートルにピタリ。バーディーで締めくくってギャラリーを沸かせた。

 「今までいろいろな国に行きましたが、日本は本当に大好きな国です。人はみんな親切ですし、ギャラリーもゴルフに情熱を持っていて素晴らしかったです。機会があれば、もちろん戻ってきたいです」と再来日を熱望する。

 9月からはアーノルド・パーマー(米国)も在籍したウェイク・フォレスト大への進学も決まっているため、プロ転向の時期は未定だが、20年東京五輪への意欲はある。

 日本ツアーデビュー戦で鮮烈な印象を残した世界アマチュアランク5位のホープにとってもハードルは高い目標だが「今のところ具体的なプランはないけど、アメリカチームの代表として日本に戻ってくることができたら素晴らしいですね」と夢を広げた。