成田美寿々(23=オンワードホールディングス)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算7アンダー、209で単独4位フィニッシュとなった。

 終盤まで優勝も見える位置だったが「結果的には15番のボギーが痛かったですね…。何でもないカラーからのパット。今日は長めのパットの距離が合ってなくて、最後の最後で決めきれなかった」と悔やむ。

 ただ、表情は明るかった。「3カ月くらい続いていた、ショットで構えた時の気持ち悪さがなくなってきた。自分を信じられるようになってきた。ミスをしても、自分で原因が分かるようになってきた」とうなずく。今は改造したスイングを気にすることなく、真っすぐハンドファーストに構えることだけを意識すればいい状態にまで上がってきたという。

 「2週前くらいから優勝できるコンディションになってきたかなというのはある。あとは締めのパッティングがそこそこになれば、いけそうかな。やっとですけど、(国内)メジャーに向けて良くなってきたのかな」。今後控える大きな試合へ、手応えを感じている。