男子ゴルフのフジサンケイ・クラシック(9月1日開幕、山梨・富士桜CC)のプロアマ戦が31日、同コースで行われた。

 石川遼(24=CASIO)は、フジテレビ亀山千広社長や俳優佐藤浩市らとのチームで優勝。自身初の2週連続優勝がかかる一戦に「どの試合でも勝つことを目指してやっている。優勝争いの中で得られるものも、課題も出てくる。数字、結果だけじゃなく、優勝争いの価値は高いと思う」と気合を入れた。

 ポイントになってくるのは「(これまでの大会で)伸ばせていない」というアウト9ホール。石川はアマチュアだった07年から過去6度出場しているが、イン9ホール(パー36)の平均スコア34・474に対し、アウト9ホール(パー35)は35・474。昨年大会の全体平均ストロークがアウト36・198、イン36・347。アウトで苦しむ傾向は石川に限ったことではない中、攻略できるかが鍵になる。

 予選ラウンドは賞金ランク1位の谷原秀人、2位金庚泰(韓国)というペアリング。「三者三様のプレースタイルになると思う。キョンテ(金庚泰)と回るのが楽しみですし、谷原さんとも最近回ってないので…。全く違うゴルフで同じスコアで回れたりしたらおもしろいですね」と話した。