賞金ランク1位の谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)は首位と1打差3位での決勝ラウンド進出にも、気勢が上がらない。

 「あまり昨日と変わらない。パットだけが良かった。本当にパットだけ」と、2日連続の68だったこの日を振り返った。

 ショット、特にドライバーなどウッド系クラブへの不信感が残る。「アイアンに関しては短いクラブだし、ミスしても許容範囲におさまってくれるけれど、主にティーショットがねえ…。いつ崩れてもおかしくない状態。ここまでひどいのは、今年初めてかもしれません」。

 ドライビングレンジ(練習場)ではある程度の手応えがあるものの、コースに出ると微妙なタイミングのズレなどが気になって仕方がない。「たっぷり寝て、また明日です。眠りはバッチリなんですけど」と苦笑いを浮かべた。