賞金ランク49位の藤田光里(22=レオパレスリゾートグアム)が左肘から指先にかけてのしびれに耐え、通算8アンダーの12位で予選を通過した。

 今大会開幕前々日朝から起こった症状は、この日も良化したとはいえず「ドリンクを左手で持とうとして、肘を机の角でぶつけたみたいにジーンとして…」とこぼす。「でも(前日に)久々のトップ10(5位)だったので、我慢できずに攻めていってしまった」。この日は5バーディー、2ボギーの69で通算8アンダーとした。

 ホールアウト後は20~30分、アイシング。ホテルに戻り、患部に超音波治療器を30分あて、食事をして、また治療器を当てて、寝る。シード保持のために痛みとの闘いが続く。「今のスコアは調子がいいときなら不満だけど、この状況だけに上出来です」。残り2日も左肘の状態と相談しながら、戦う。