大山志保(39=大和ハウス工業)鈴木愛(22=セールスフォース)組は年齢17歳差を感じさせないチームワークで、韓国のエースペアの申ジエ、コ・ジンヨン組を破った。

 「相手は“最強チーム”だから、私たちが勝てば、日本は全部勝てる」と2人で誓い、2番パー5で先制の1アップ。その後3度追いつかれたが、16番パー3(140ヤード)で大山がピン1メートルにつけるスーパーショットを放ち、鈴木が確実にバーディーパットを沈めて接戦をものにした。

 夏場から大山とのコンビ結成を熱望していた鈴木は「最後の方はシビれました」と苦笑い。この日は1つのボールを交互に打つ形式。2人は普段違うメーカーのボールを使っているが、この日は鈴木の使用球を採用した。「私は今までの経験があるし、愛ちゃんに気持ちよくプレーしてもらいたかった」と大山。そんな姉貴分をプレー中に「お姉さん、早く結婚しなきゃ」とイジる妹分。年齢差を超えたチームワークが光った。