九州運動記者クラブのゴルフ分科会が昨年活躍した九州・沖縄出身の選手に贈る「グリーンハット賞」の授賞式が12日、福岡市博多区の九州ゴルフ連盟で行われた。

 プロの部では、昨年7月の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」でツアー初優勝を果たした時松隆光(23=筑紫ケ丘)が選ばれ、アマの部では昨年の日本シニアで初優勝した榎隆則(57=大分中央GC)が選ばれた。ともに初受賞。

 時松は「昨年はいいシーズンを送ることができた。優勝したことで出場できた日本シリーズに、今年も出たいので早く2勝目を挙げられるよう頑張りたい」と今年の年男として飛躍を口にした。

 もうすぐ還暦を迎える榎は「私のような年寄りがこのような賞をいただけるのはうれしい。日本シニア連覇を目指して頑張りたい」と、同席した由美夫人との「二人三脚」での活躍を誓った。