女子ゴルフの畑岡奈紗(18=茨城・ルネサンス高)が13日に都内で会見を開き、ダンロップと用具使用契約を結んだことを発表した。また、森ビルと3年間の所属契約を結んだこともあわせて発表された。

 会見には先輩プロからビデオメッセージも届いた。「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」で指導を受けてきた中嶋常幸(62)は「世界のメジャーで十分活躍できると思うし、まず、自分のゴルフを一番大切に考えて、強くなっていくことを最優先していってほしい。世界のメジャーで勝つという目標、東京五輪金メダルという目標をしっかりとこれからも持ち続けて頑張っていってほしい。君ならきっとできると思います」と激励。同じダンロップの契約プロとなる松山英樹(24)にも「奈紗、同じダンロップの契約選手になったということで僕も大変うれしく思っています。これから世界に出て大変なこともあると思いますが、同じ世界一を目指して頑張っていきましょう」とエールを送られた。

 米ツアー挑戦のきっかけとなったミンジ・リー(20=オーストラリア)からもメッセージを受け取った畑岡。「トミーアカデミーで中学生の頃からお世話になっていて、中嶋プロのおかげで今日という日を迎えられたと思っています。私も松山プロのように世界で何回も優勝できるようなプレーヤーになりたいと思います。(リーとは)年も近いですし(米ツアーで)3勝されてると思いますけど、私も早く同じ舞台で戦えるように頑張りたいと思います」と闘志をかき立てられた様子だった。