世界ランク6位の松山英樹(24=LEXUS)は6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で回り、通算10アンダーの200で16位となった。

 1、2番とアイアンショットをピンにピタリとつけて連続バーディー。快調な滑り出しを見せ、グリーンを外した5、6番では1パットでパーをセーブする粘りも発揮したが、351ヤードと短いパー4の10番でトラブルとなった。ティーショットがグリーン右のラフにいくと、第2打も手前のバンカーへ。バンカーショットがピンをオーバーし、3オン3パットのダブルボギー。「ショートゲームのミスからパターのミスまで、いろんなものが重なってしまった。10番はホントにもったいなかった感じがありますね」と悔やんだ。

 大会5度目の出場で初めての最終日となる。米ツアーポイントランクでトップの座を争う首位ジャスティン・トーマス(23=米国)とは12打差に開いたが、1つでも上を目指す姿勢に変わりはない。「アイアンショットに関しては、だいぶいい感じ。ロングゲームを何とかしたら楽しみかなと思います。スコアを伸ばしていかないと、トップ10に入れない」と静かに闘志を燃やした。