日本ゴルフ協会の五輪対策本部強化委員長を務める日本プロゴルフ協会(PGA)倉本昌弘会長(61)が、20年東京五輪でゴルフ会場となっている霞ケ関CC(埼玉県川越市)について「今から変えても、設計者を決めて、工事をして(テストの)試合をやるとなると、20年には間に合わない」と変更に否定的な見解を示した。

 17日、都内で行われたPGAの理事会に出席。招致段階で名前が挙がっていた若洲ゴルフリンクス(東京都江東区)について、倉本会長もかつては推していたことを述べた上で「いろいろな条件を考えると若洲がいいとは思うが、もう遅いんじゃないか。(改修せず)今のまま(の若洲では)ではできない。もう1年くらい早ければ…」と話した。