3月2日から始まる女子ゴルフの日本ツアー開幕戦ダイキンオーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)に出場する、宮里藍(31=サントリー)が27日、那覇空港で行われた歓迎セレモニーに出席した。

 前日までタイで米女子ツアーに出場しており「(沖縄は)暖かいと言いたいですけど、先週はタイだったので涼しくてちょうどいいです」と笑顔を見せた。04年大会でプロ初優勝を飾った思い出の試合に6年ぶりに参戦。「大会に出場するのも6年ぶりで時間があいてしまいましたけど、私自身楽しみにしていますし、(地元で)ホームなのでリラックスして臨めると思いますし、たくさんの皆さんに観に来ていただければと思います」と開幕を心待ちにしている。

 軸足を米ツアーに置く以上、多くはない日本へのスポット参戦だが、周囲からは常に優勝の期待がかかる。「今週は沖縄なので自分にとって、より気持ちも入ると思うけど、しっかり地に足をつけてやりたいですね。先週の結果は思うような結果じゃなかったけど、課題のパッティングも手応えを感じられましたし、ショットは微調整が必要ですけど、あと数日でいい状態に仕上げられればと思います」と冷静に話した。