宮本勝昌(44=ハートンホテル)が5バーディー、2ボギーの68で回り、通算8アンダーの205で首位と2打差につけて最終日を迎える。

 4つ伸ばして単独首位にも立った前半から一転、後半は1つスコアを落とし「14番あたりから、当たらない、乗らない、入らないの3拍子。人間、その気になっちゃいけない。いや、人間じゃない。僕は、だな…」と苦笑交じりに振り返った。

 51歳のプラヤド・マークセン(タイ)が通算9アンダーまで伸ばしており「いつも『年齢の割に良くやっている』と言うところだけで、それは使えないな…」と決まり文句は封印。終始控えめだったが「4日間で1日、ビッグスコアが出ればいい。僕は打率2割5分でいい。それが日曜日に来てくれれば…」。14年日本シリーズJT杯以来となるツアー通算11勝目へ、少しだけ意欲をのぞかせた。