大和笑莉奈(27=フリー)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算5アンダーの139で鈴木愛、キム・ハヌル(韓国)と並んでトップに立った。

 2番で「メチャクチャ切れる」という3・5メートルのフックラインを沈めてバーディー先行。その後も多くの選手を苦しめた風を攻略した。最終18番は残り107ヤードから9番アイアンで1・5メートルにつけてバーディー締め。「一打一打集中して、置くポイントを考えてやりました。結果的に攻めのゴルフができたと思います」と笑顔で振り返った。

 昨年最終予選会で上位に入れず、これが今季レギュラーツアー2試合目。ツアー初優勝の好機に「今年レギュラーは数えるくらいしか出られない。今できる最高のパフォーマンス、最高の一打に集中してできれば。結果よりも一打一打に集中することが大切だと思います」と冷静に話した。