キム・ハヌル(28=HITE JINRO、韓国)が4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算5アンダーの139で大和笑莉奈、鈴木愛と並んでトップに立った。

 前半3番でバーディーが先行も5番でボギー。谷越えのショートホール7番では風の読み違いで届かずダブルボギーをたたいた。それでも「風が吹いていたので、ボギーが出てしまうことは仕方ない」と冷静だった。

 後半10、11番で連続バーディーを奪うと、グリーン上で雷雲接近による中断を迎えた15番でもバーディー。「3人がトップに並んでいるので誰が抜け出すか楽しみ」と笑いつつ、昨年はプレーオフで敗れて2位となった舞台だけに「去年の記憶を体が覚えている。そのイメージをもってやっているので、いいスコアに結びついている」と自信をにじませた。