通算3勝目を狙う29歳の岡山絵里がツアー記録に並ぶ8連続を含む9バーディー、ボギーなしで63をマークし、単独首位に立った。昨年の大会を制した菅沼菜々と松原柊亜が65で2位。さらに1打差で吉田鈴が4位につけた。今季3勝目を目指す高橋彩華は74で92位と出遅れた。
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驚異の8連続バーディーだった。ショットメーカーの岡山がバーディーパットを次々と沈め、ツアー史上4人目の快記録を達成。興奮する周囲を尻目に「パットが全部入って、すげえっていう感じ」と人ごとのように振り返った。
スタート2ホール目で3メートルを決めると、4番は8メートル、5番は7メートルの長いパットを入れた。タッチは完璧で「ラインも見えていたし、そこに全部打てた。ミスヒットもなかった」とうれしそうに説明した。
ツアーには2015年から参戦し、6月で30歳になる。若い時のクラブセッティングが合わなくなり、微調整を繰り返したのも功を奏した。今季は4月の富士フイルム・スタジオアリス女子で4位。「試合ごとに良くなっている」と手応えを感じ始めていた。
18、21年に続く通算3勝目という目標に向け、2日目以降のことを聞かれると「もうパットが入らなくなるのではと思ってしまう。きょうのことは忘れて、ゼロからのスタート」。快進撃の後は逆に不安が頭をよぎるものらしい。

