【オリックス宇田川優希】完全復活に向け552日ぶり実戦 理想に「どんどん近づいて」

昨年3月11日に右肘のトミー・ジョン手術を受けたオリックス宇田川優希投手(27)が今年3月19日に24年9月以来、552日ぶりの実戦マウンドに上がりました。社会人・ショウワコーポレーションとの練習試合(杉本商事BS)戦で先発し、1回1安打2失点。最速154キロを計測しました。再び支配下登録をつかみ取るため、舞洲で奮闘中です。1軍での「火消し」を完全復活に向けて奮闘する右腕に現在の思いを聞きました。(4月22日取材)

プロ野球

★宇田川が語った主な内容

  • 実戦復帰後の課題はカウントを取るフォークボール
  • リハビリ期間中に気づいた根本的な動作修正法
  • 「火消し」としての完全復活を目指す強い意志

◆宇田川優希(うだがわ・ゆうき)1998年(平10)11月10日、埼玉県生まれ。八潮南、仙台大を経て、20年育成ドラフト3位でオリックス入団。22年7月28日に支配下選手登録。同年8月3日西武戦でプロ初登板し、9月8日同戦でプロ初勝利。23年WBCで日本の優勝に貢献し、中継ぎとしてオリックスの3連覇に貢献。24年は19試合の登板にとどまり、9月に右肘の筋損傷と診断された。昨年3月11日に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。184センチ、92キロ。右投げ右打ち。

2026年1月、真冬にタンクトップ姿でキャッチボールを行う宇田川

2026年1月、真冬にタンクトップ姿でキャッチボールを行う宇田川

実戦復帰後の課題 カウントをとるフォークの修正

―実戦復帰後の投球は

宇田川 球速は出ているんですけど、感覚で言ったらまだボールを扱えていない部分がまだある。そこが使えていたらなと。

―課題は変化球

宇田川 はい。まっすぐでもファウルがとれます。でも、カウントをとるフォークの方で、カウントを取れていないので。しっかりカウントを取れるようになったら、どんどん幅が広がるのかなと思います。

―カウントを取るフォークとは

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1999年6月生まれ。名古屋市出身。竜党の家族のもとで育ち、大学時代は中日主催試合のボールガールのアルバイト(ベースボールメイツ)を務める。
大学卒業後は1年間、スポーツキャスター・ディレクターとしてテレビ局に勤務。23年に日刊スポーツに入社し、プロ、アマ問わず野球現場を取材。
至福のひとときは、休日の朝にアサイーボウルを作る瞬間。宝塚歌劇やハロプロ、淡路島が心の癒やし。