逆転優勝を狙った片岡大育(29=日立キャピタル)が、痛恨のトリプルボギーで首位と8打差21位に後退した。12位から出て一時は通算10アンダーまで伸ばしながら、13番パー4でバンカーからの残り36ヤードを大きくオーバー。5オン2パットの「7」で、貯金を使い切ってしまった。

 5バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの69で回り、通算8アンダーの21位。片岡は「タラレバですけれど、13番のトリプルボギーがなかったらと思うと、やっぱり悔しさが増します。本当に13番が一番悔しかった」といつまでも嘆いた。

 最終日に向けては「全体的にはいいプレーだった。13番で一瞬、カッとはきましたけど、落ち着いてプレーはできた。とにかく上位を目指してやりたい。ビッグスコアを出せるように、自分の最大限の力を出したい。いいプレーをすれば、トップ10は見えている」と語った。

 既に日本勢では宮里優、小平、小鯛が予選落ち。片岡とともに決勝ラウンドに進んだ今平は70で回り、通算2アンダーで65位だった。