マスターズ出場を狙う小平智(28=Admiral)が、大健闘の2位に入った。順延になっていた第3ラウンド(R)は暫定10位から出て、残り6ホールでスコアを3つ伸ばし66。続く最終Rは5バーディー、5ボギーの71で、通算9アンダーの275とした。最下位の143位だった前週のソニー・オープンから大躍進だ。セルヒオ・ガルシア(38=スペイン)が同14アンダーで優勝。石川遼(26)は16位に終わった。

 気温30度の中、24ホールを回った2位小平は「途中から暑さでバテた」と苦笑した。第3Rは残り6ホールを3バーディー、ボギーなしの66とし、首位ガルシアと2打差4位。逆転優勝を狙った最終Rはスコアを伸ばせなかった。ただ、52位だった世界ランクが50位以内に入るのは確実。3月末に50位以内なら念願のマスターズ出場権を得られる。「まだまだ気を抜けない。出る試合は全て1番になるつもりでやる」。