世界ランク6位の松山英樹(26=LEXUS)は同50位のキャメロン・スミス(24=オーストラリア)に1ダウンで敗れた。ティーショットとパットの精度を欠き、通算1勝1敗。同じく1勝1敗に後退した池田勇太(32)とともに、決勝トーナメント進出には第3戦の勝利が不可欠となる。

 松山は最終18番までもつれた戦いに「最初と最後が悪かった」。強風が吹く難条件下でフェアウエーキープ率は35・7%と苦しんだ。復調傾向のアイアンでカバーしたが、肝心のパットが「何より決まらなかった。やっぱり不安はなかなか拭えない」。17番では決めれば追いつける2・5メートルがカップの脇を抜けた。2週間後のマスターズ(ジョージア州)前最後の実戦となる可能性もある第3戦へ「試合でいいものをつかんで練習に移りたい」とした。【亀山泰宏】