男子ゴルフの片山晋呉(45)が、5月30日のツアー選手権森ビル杯のプロアマ戦でアマチュア招待客に不適切な対応があった問題で、女子ゴルフのLPGA側が危機感を募らせた。

 7日、宮里藍サントリー・レディース・オープンの会場で取材対応した原田香里副会長(51)は「選手を管理している身なので、身を引き締めて、間違ったことがあれば、きちんと指導をする」と語った。

 これまでもLPGA側は「プロアマ戦は練習ラウンドではなく、スポンサーへの接待の場」と、選手に強調してきた。

 それでも同副会長は「プロの仕事があるのも、女子ゴルフが盛り上がっているのも、スポンサー様のおかげ。(不適切な対応は)選手として、あってはならないこと。女子選手の中でもプロアマ戦は大事という意識はあるが、今後も慢心することなく、対応をしていく」と話した。