ツアー通算1勝の2年目、新垣比菜(19=ダイキン工業)が優勝争いから一転、過少申告で競技失格となった。最終18番パー5でボギーをたたき「6」とすべきスコアを「5」と記入。ゴルフ規則6-6「ストロークプレーのスコア」d「スコアの誤記」に抵触した。

 ◆新垣の主なトラブル 昨年12月のツアー前半戦の出場権をかけた最終予選会で前ホールに置き忘れたクラブをキャディーの父博昭さんが取りに戻ってプレーを停止。「遅延」で2罰打を科された。また同年7月の最終プロテストでは博昭さんがキャディーバッグをレンタカーのトランクに入れた際、うっかり車のキーごと閉じこめた。新垣は1人でコースに向かい、最悪の事態に備えて貸しクラブを手配。父が何とか取り出し、スタート10分前に自分のクラブが届いた。